私の婚約者は、嘘ばっかり〜クズだけど優しい彼〜
「この伺書なんですけど、これってこれでいいんですかぁ?」
「え、どれ?ちょっと見せて…」
これは営業部の方から回って来た伺書か…
あー、これかぁ~
ペラペラと書類をめくって確認する、これでちゃんと経費が落ちるか落ちないかしっかり見ておかないと後々大変なことになるから。
「これは添付資料が足りないね、営業部に言って作り直してもらって」
「山下さん行ってもらえませんか?」
え?
「営業部の小川さんってちょと怖いじゃないですかぁ?」
いや、怖いって言ってもね?
「山下さん同期なんですよね?」
その甲高いどこまでも通る声は…
「お願いします!聞いてきてくださいっ♡」
たまにイラッとしなくもないんだけどね???
「あの久住さん、これは久住さんの仕事で私の仕事では…」
「でも私が聞くと角が立つと思うんですよねぇ、でも山下さんなら大丈夫だと思います!」
何が大丈夫なのかちょっとわからないけど。
あと別に角立たないから、こんなことで十々子怒らないしこれ十々子のじゃないし…
「くすっ」
「あ、鹿嶋さんリップ変えました~?めちゃかわいいですねっ」
……。
もう聞いてないし、私からそっぽ向けて隣の鹿嶋さんに話しかけてるし鹿嶋さんリップのこと言われて嬉しそうだし。
だからこの伺書どうするの!?
「え、どれ?ちょっと見せて…」
これは営業部の方から回って来た伺書か…
あー、これかぁ~
ペラペラと書類をめくって確認する、これでちゃんと経費が落ちるか落ちないかしっかり見ておかないと後々大変なことになるから。
「これは添付資料が足りないね、営業部に言って作り直してもらって」
「山下さん行ってもらえませんか?」
え?
「営業部の小川さんってちょと怖いじゃないですかぁ?」
いや、怖いって言ってもね?
「山下さん同期なんですよね?」
その甲高いどこまでも通る声は…
「お願いします!聞いてきてくださいっ♡」
たまにイラッとしなくもないんだけどね???
「あの久住さん、これは久住さんの仕事で私の仕事では…」
「でも私が聞くと角が立つと思うんですよねぇ、でも山下さんなら大丈夫だと思います!」
何が大丈夫なのかちょっとわからないけど。
あと別に角立たないから、こんなことで十々子怒らないしこれ十々子のじゃないし…
「くすっ」
「あ、鹿嶋さんリップ変えました~?めちゃかわいいですねっ」
……。
もう聞いてないし、私からそっぽ向けて隣の鹿嶋さんに話しかけてるし鹿嶋さんリップのこと言われて嬉しそうだし。
だからこの伺書どうするの!?