夜を繋いで君と行く
律の手がゆっくりと怜花の両頬に伸びてきた。優しく包み込まれると自然に視線は律に合った。涙目でも少し視界が滲んでいても目を逸らすことをなるべくしたくない。そう思って、そのまま見つめ返した。すると律の額がそっと怜花の額に重なった。
「…本当は強い人なんだよね、怜花って。…ちょっとかっこよかった。」
「…かっこいい?」
「うん。いっそ一思いに脱いじゃおうとか、涙見せないようにするために唇塞いじゃおうとかさ、男前すぎない?料理するときも目分量でざっざと入れるし。」
「こ、細かい性格じゃないんだもん!」
「…いっぱい頑張ってくれてんだよね。かっこいい怜花も好きだけど、今日はまぁそんなに頑張りすぎないで…っていっても無理はさせるんだけど、でもいいよ、ゆっくりのんびり一個ずつやろう。」
律の片手が頬から離れる。そして残った方の手が頬を軽く引き寄せ、律の唇がそっと触れた。
「はい、じゃあ怜花はそのまま動かないでね。」
怜花は頷いた。それを見た律は少し緊張した面持ちで怜花のパジャマのボタンを一つずつ外した。前が開いてキャミソールが少しだけ揺れた。
「わ、私も律のボタン、外してもいい?…先に脱ぐとか聞いたけど、先に脱ぐの、やっぱり心もとなかった…から…。」
「いいよ。怜花がやってくれるの?」
「や、やります!」
「可愛い気合だねぇ。うん、やってやって。」
視線を感じると手に緊張が走るが、怜花は一つずつ丁寧に外した。パジャマの下は何も着ていなくて、怜花は律を見上げた。
「いつも何も着てないの?」
「ううん。いつもは適当にインナー着てるけど、今日はまぁいっかって。」
「…腹筋、うっすら筋入ってない?」
「まぁジム行ってるしね。体力と健康勝負みたいな仕事だし。触る?」
「へっ?」
「腹筋でもいいし腕もやろうと思えばほら、少し筋出るよ。」
「ほ、ほんとだ…すごい。」
「すごくないって。怜花と違って触り心地良くないのは男のよくないとこだよね。」
律が差し出す腕にペタペタと触れる。普段こんな風に筋肉を意識したことはなかったが、触れるとわかる。自分とは全く違う種類の体を持つ人なのだということと、生物学的に敵わないのだということが。
「…本当は強い人なんだよね、怜花って。…ちょっとかっこよかった。」
「…かっこいい?」
「うん。いっそ一思いに脱いじゃおうとか、涙見せないようにするために唇塞いじゃおうとかさ、男前すぎない?料理するときも目分量でざっざと入れるし。」
「こ、細かい性格じゃないんだもん!」
「…いっぱい頑張ってくれてんだよね。かっこいい怜花も好きだけど、今日はまぁそんなに頑張りすぎないで…っていっても無理はさせるんだけど、でもいいよ、ゆっくりのんびり一個ずつやろう。」
律の片手が頬から離れる。そして残った方の手が頬を軽く引き寄せ、律の唇がそっと触れた。
「はい、じゃあ怜花はそのまま動かないでね。」
怜花は頷いた。それを見た律は少し緊張した面持ちで怜花のパジャマのボタンを一つずつ外した。前が開いてキャミソールが少しだけ揺れた。
「わ、私も律のボタン、外してもいい?…先に脱ぐとか聞いたけど、先に脱ぐの、やっぱり心もとなかった…から…。」
「いいよ。怜花がやってくれるの?」
「や、やります!」
「可愛い気合だねぇ。うん、やってやって。」
視線を感じると手に緊張が走るが、怜花は一つずつ丁寧に外した。パジャマの下は何も着ていなくて、怜花は律を見上げた。
「いつも何も着てないの?」
「ううん。いつもは適当にインナー着てるけど、今日はまぁいっかって。」
「…腹筋、うっすら筋入ってない?」
「まぁジム行ってるしね。体力と健康勝負みたいな仕事だし。触る?」
「へっ?」
「腹筋でもいいし腕もやろうと思えばほら、少し筋出るよ。」
「ほ、ほんとだ…すごい。」
「すごくないって。怜花と違って触り心地良くないのは男のよくないとこだよね。」
律が差し出す腕にペタペタと触れる。普段こんな風に筋肉を意識したことはなかったが、触れるとわかる。自分とは全く違う種類の体を持つ人なのだということと、生物学的に敵わないのだということが。