推しの在る生活
わたしの仕事は公的なもので窓口業務のわたしは常に住民対応に追われていた
一日に応対する人数が何人程度なのかはっきりわからないがスムーズに業務が終わる事の方が珍しいってことはわかっている
こちらの出来ることと出来ないことを把握している訳もなく怒りや不満の矛先はわたしたち窓口に向けられる事が多くあった
何度も何度も訪れる住民に その都度同じ答えを繰り返し説明する と言ったような事も多く顔見知りのようになってしまう人もいた
理不尽さを通り越す心ない言葉たち
本や小説の中で繰り広げられる美しい言葉たちと同じ言葉とは思えない罵詈雑言
公的機関の人間にはなにを言っても構わないとでも思っているのだろうか…
日々積み重なるストレスは次第にわたしの心を蝕んでいるような気がしていた
そんな時わたしは本を読む 自分を保つため
わけのわからない世界を、社会を、人を… わたしなりに理解するために