推しのマネージャー(※ほんとは護衛)になりました。 ~アイドルたちの溺愛がとまりません!~


「有栖、ナイスアイディアや! なぁ紗南ちゃん、おれらのマネージャー、やってみぃひん?」

「マネージャーって……む、ムリです! いくら推しからの頼みとはいえ……!」

「「推し?」」


星穏さんと七海さんが、そろって不思議そうに首をかしげてる。
そんな仕草一つがとっても可愛すぎて、きゅんっとしてしまいながら、わたしはコクコクとうなずいた。


「そうです! わたしは、あの日助けてもらってから、星穏さんのファンになったんです! 今日のライブもすっごく素敵でした! なので、ファンであるわたしがマネージャーをするっていうのは、よくないと思うんです! 他のファンの子たちにも申し訳ないですし……!」

「うーん。それはたしかに、一理あるよね」


元宮さんが、同意するようにうなずいた。

やっぱりそうだよね。ファンの一人がマネージャーとしてアイドルたちのそばにいるっていうのは、示しがつかないと思うんだ。
それに、悲しいとかズルいとか、嫌な気持ちになる子だっていると思うし。


「でも、ファンってことは、おれらのことが好きってことやろ? むしろ、そう思ってくれてる子にマネやってもらえんのは、ええことやと思うんやけどなぁ」


星穏さんはそう言ってくれるけど……やっぱりわたしがマネージャーなんて、ムリだよ!

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