推しのマネージャー(※ほんとは護衛)になりました。 ~アイドルたちの溺愛がとまりません!~


「噂で聞いたのだけど……あなたがmeteor(メテオ)のマネージャーになったっていうのは、本当なのかしら?」

「はい、そうです」


素直に答えれば、先輩方は“信じられない!”といったような顔をして、わたしを睨みつけてくる。


「あなた、転校してきたばかりなのよね? 少し馴れ馴れしいんじゃなくって?」

「そうよ。どうやってmeteor(メテオ)の皆さんに取り入ったのか知らないけど、あなたのよう地味で目立たない子、マネージャーになんて相応しくないわ」

「そうよ。何であなたみたいな子が……納得いかないわ」

「マネージャー、今すぐやめてくださる? それがmeteor(メテオ)の皆さまのためでもあるんだから」


――うーん、言われ放題だ。
きっとこの先輩たちは、meteor(メテオ)のファンなんだろう。

こういう呼び出しはいつか絶対にあると思っていたから、特別驚いてはいない。
“きらアイ”のゲームをしている時にも、こういうシチュエーションがあったしね。


「無理です」

「そう、無理……って、え? 今、何と仰ったの?」

「ですから、無理です。わたしはマネージャーを止めるつもりはありません」


わたしがきっぱりとそう伝えたら、先輩方は顔を真っ赤にして怒り出す。

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