反抗期の七瀬くんに溺愛される方法
第12章 ふたりだけの世界
日曜日の朝。
鏡の前で、何度目かわからないくらい髪を整える。
お気に入りのワンピース。ほんのり桜色のリップ。
――今日は、なつくんと初めてのデート。
「家まで迎えに行くって言ったのに」
メッセージを見て、思わず笑ってしまう。
そう送ってきた夏樹の文字の向こうで、きっと少し困ったように眉をひそめてる顔が浮かんだ。
「こういうのは、待ち合わせするのが楽しいんじゃん!」
そう返して、スマホをぎゅっと握る。
なんだか胸の奥がくすぐったくて、落ち着かない。
駅前で夏樹を待っている時間さえ、今日は特別に感じる。
秋の風が髪を揺らす中、改札の向こうからゆっくりと歩いてくる夏樹の姿が見えた。
黒いパーカーにジーンズ。いつもより少しだけ髪が整っていて、思わず見惚れてしまう。
「……待った?」
「ううん、今来たところ!」
「ベタだな」
「いいでしょ、デートっぽくて!」
自然と笑い合って、視線が合う。
その瞬間、胸の奥がふわっと温かくなった。
鏡の前で、何度目かわからないくらい髪を整える。
お気に入りのワンピース。ほんのり桜色のリップ。
――今日は、なつくんと初めてのデート。
「家まで迎えに行くって言ったのに」
メッセージを見て、思わず笑ってしまう。
そう送ってきた夏樹の文字の向こうで、きっと少し困ったように眉をひそめてる顔が浮かんだ。
「こういうのは、待ち合わせするのが楽しいんじゃん!」
そう返して、スマホをぎゅっと握る。
なんだか胸の奥がくすぐったくて、落ち着かない。
駅前で夏樹を待っている時間さえ、今日は特別に感じる。
秋の風が髪を揺らす中、改札の向こうからゆっくりと歩いてくる夏樹の姿が見えた。
黒いパーカーにジーンズ。いつもより少しだけ髪が整っていて、思わず見惚れてしまう。
「……待った?」
「ううん、今来たところ!」
「ベタだな」
「いいでしょ、デートっぽくて!」
自然と笑い合って、視線が合う。
その瞬間、胸の奥がふわっと温かくなった。