もしも、あっちの部活を選んだら?
部活選び、大正解かも?
入学から早一ヶ月。
夢中になってバドミントンに取り組んでいたんだけど……。
どうやら私、バドミントンの才能あるみたい。
「すごいスマッシュだね」
バドミントン部の部長、東先輩がパチパチと拍手をしながら私の練習を見ていた。
「本当に初心者なのかと思うくらいキレがあるよ」
「そ、そうですかね」
「竹口さんはバドミントンをするために生まれてきたみたいだ」
そんな大袈裟だなって思うんだけど。
東先輩が言っているのは半分冗談で、けど半分本気だ。
周りの先輩達も目を丸くして私を見ている。
私はただ、バドミントンが楽しいなって思いながら練習をしてるだけなんだけど。
「真澄、すげーじゃねえか」
コウまで感心したように言ってくる。
スポーツのことでコウが私にこんなにびっくりするなんて初めてだ。
「真澄がかっこいいと何だか俺まで嬉しくなるよ」
「もう、別にコウには関係ないじゃん」
コウの言い方は全然嫌味ったらしくない。
素直に私のことを一緒になって喜んでくれているみたいなんだよね。
コウって昔からこういうところはすごく優しんだよな。
「素直に褒めてくれてありがとう、コウ」
「お、なんだなんだ。お二人さんいい感じなの?」
やば、コウと楽しそうに話しているところを東先輩に見られちゃった。
コウと話してるとすぐに勘違いしちゃうんだから。
「べ、別にそういうわけじゃ……」
やば。またコウとハモっちゃった。
コウと一緒にいる時間が長いからか、いつもこんな感じになっちゃうんだよね。
コウの方を向くと、パチっと目が合った。
そして二人してクスクスと笑い合った。
夢中になってバドミントンに取り組んでいたんだけど……。
どうやら私、バドミントンの才能あるみたい。
「すごいスマッシュだね」
バドミントン部の部長、東先輩がパチパチと拍手をしながら私の練習を見ていた。
「本当に初心者なのかと思うくらいキレがあるよ」
「そ、そうですかね」
「竹口さんはバドミントンをするために生まれてきたみたいだ」
そんな大袈裟だなって思うんだけど。
東先輩が言っているのは半分冗談で、けど半分本気だ。
周りの先輩達も目を丸くして私を見ている。
私はただ、バドミントンが楽しいなって思いながら練習をしてるだけなんだけど。
「真澄、すげーじゃねえか」
コウまで感心したように言ってくる。
スポーツのことでコウが私にこんなにびっくりするなんて初めてだ。
「真澄がかっこいいと何だか俺まで嬉しくなるよ」
「もう、別にコウには関係ないじゃん」
コウの言い方は全然嫌味ったらしくない。
素直に私のことを一緒になって喜んでくれているみたいなんだよね。
コウって昔からこういうところはすごく優しんだよな。
「素直に褒めてくれてありがとう、コウ」
「お、なんだなんだ。お二人さんいい感じなの?」
やば、コウと楽しそうに話しているところを東先輩に見られちゃった。
コウと話してるとすぐに勘違いしちゃうんだから。
「べ、別にそういうわけじゃ……」
やば。またコウとハモっちゃった。
コウと一緒にいる時間が長いからか、いつもこんな感じになっちゃうんだよね。
コウの方を向くと、パチっと目が合った。
そして二人してクスクスと笑い合った。