【完結】毎日「おはようのキス」をしないと発情する呪いにかけられた騎士団長を助けたい私
「昨日は一日、何事もなかったが、今日は疼いて仕方ない。これも呪いによるものだと、俺は解釈した。そのため君とキスさえすれば治ると」
ラウルのそこは、いつもよりこんもりとしているかもしれない。だが、呪いを受けて魔法院に助けを求めにきたときよりは穏やかなもの。だから発情状態ではないと判断する。
「つまり……団長さんの興奮具合には段階があるということですね?」
「ん? まぁ、そういうことになるのか?」
「昨日は何事も問題なく? 朝、私とキスをしてから、昨日はこのように求める行為はありませんでしたよね?」
「そう、だな……なぜ、今日は……?」
ラウルもそれを不思議に思っているようだ。
リネットの中で一つの仮説は浮かび上がった。恐らく『おはようのキス』のしつこさだ。昨日はラウル主導のしつこいキス。今日はリネットが主導の軽いキス。
これによって、ラウルの欲が抑えられている時間が変わっているのだ。
「ちなみに質問です」
ラウルのそこは、いつもよりこんもりとしているかもしれない。だが、呪いを受けて魔法院に助けを求めにきたときよりは穏やかなもの。だから発情状態ではないと判断する。
「つまり……団長さんの興奮具合には段階があるということですね?」
「ん? まぁ、そういうことになるのか?」
「昨日は何事も問題なく? 朝、私とキスをしてから、昨日はこのように求める行為はありませんでしたよね?」
「そう、だな……なぜ、今日は……?」
ラウルもそれを不思議に思っているようだ。
リネットの中で一つの仮説は浮かび上がった。恐らく『おはようのキス』のしつこさだ。昨日はラウル主導のしつこいキス。今日はリネットが主導の軽いキス。
これによって、ラウルの欲が抑えられている時間が変わっているのだ。
「ちなみに質問です」