幼なじみの、隠しごと。
ドキドキを誤魔化すように、下を向いて謝る。

叶はそんな私の頭を撫でてくれて、私は顔を上げる。


「いいよ、別に。……でも、これからは本気でいくから」

「……え?」

「好きになってもらえるように、ね」


そう言ってニヤリ、と笑った叶に、またドキッとする。

恥ずかしくなって、また下を向いてしまった。




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