ヘンタイ魔術師は恋愛攻略法に悩む
その有無を言わさない口調に、
レスタ姫は、びくっと肩をすくめた。

リアララは、下腹部のスケベ虫が、騒ぎだしているのを感じたが、
あくまでも、プロとして冷静な態度を装った。

「え・・その・・ストッキングが・・・」

レスタ姫は膝を合わせ、拒否でぐっと力を入れた。

その様子を見て、リアララはおおげさにため息をつき

「鑑定魔術は医者の診断と同じだ。
それにここは、俺の結界の中だからな」

最後の言葉には、多少の脅しが入っている。

「わかったから・・脱ぐから・・・向こうを向いて!!」

レスタ姫は横向きに体をずらしたので、リアララはあきれたように

「あんな大胆な事をするのに、今になって恥ずかしがるのか?」

そう言うと、
くるりと背中を向けて、ランタンに明かりを灯した。

そして窓に近寄った。

窓ガラスに姫がスカートを腿までたくし上げ、
ガーターベルトから、ストッキングをはずしている姿が映っている。

「なかなか・・いい風景だ」

「この特別な風景」は刺激的で、ゾクゾクする。

レスタ姫はオヤジが選んだ
「特別」なのだから、当然と言えば当然だ。
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