ヘンタイ魔術師は恋愛攻略法に悩む
「夜だと、庭を見る事はできないわ」

レスタ姫はそう言って、
素早く脱いだストッキング丸めて、スカートのポケットに突っ込んだ。

「いいわ。裸足になったから」

「よし、やろう。その椅子に座って足を出せ」

レスタ姫は椅子に座り、スカートの裾を少しつまんで、足先を出した。

その足は陽にあたっていないので、白い陶器のようになめらかで爪は桜貝だ。

「もっと上まで!」

その指示に、レスタ姫は猫が威嚇するように、額にしわを寄せたが、
ふくらはぎほどの高さまで、スカートを持ち上げた。

「ひざがでるところまで!」

レスタ姫は口をへの字にして、
ぷいっと横を向き、リアララと目が合わないようにして、裾を持ち上げた。

ドレスの裾が上げられて、
太もも近くまであらわになっているし、

胸元は、切り裂かれたレースの布がキワドイ所で、実った果実を隠している。

結構・・・エロっているというか、
思わず目じりが下がりかけるのを、理性で食い止めた。

こいつは王家の極秘事項・・・
自分の命がかかっている案件だ。

「まず、オヤジが撃ち込んだ、
魔力の跡がどこにあるか、見るぞ」

リアララは片膝をついて、その華奢な足首をぐっとつかむと、
自分の膝の上にのせて、覗き込んだ。
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