ヘンタイ魔術師は恋愛攻略法に悩む
マダム・グリサリオは、どんなプレイを姫に説明しちゃったのか、かなりマズイ!!

リアララの心配をよそに、
レスタ姫は冷静のように見えるが、
かなりのトンチンカンだ。

「無理そうなら、即効性の薬もあるってマダムが言っていたわ。
そこに入っていると思うけど」

レスタ姫がグラスの水を飲み干そうとした時、水がこぼれた。

「ああ、やだ。やたらに喉が渇く・・・さっきオレンジジュースを飲んだのに」

よく見ると、姫の頬と耳が赤くなっており、心なしか目がトロンとしている。

「んんーーーと、あのマダムのところでいただいたオレンジジュースがすごくおいしくて・・・
3杯もお代わりをしてしまって・・・」

もしかして・・・リアララは想定外の状況に気がついた。

「姫・・・酔っ払っている?」

「酔ってなんかいないわよ。
マダムのところで・・・あんなことやこんなことを聞かされて・・・」

何かを思い出したのか、姫はケラケラ笑っている。

「それでね、足をなめられたって言ったら、爆笑されたの・・・」

飲むと笑い上戸になるのか?!

「ねぇ、あなたは足フェチ、変態野郎だって?」
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