きみと、まるはだかの恋
「お店にプラネタリウムができたらさ、紬ちゃんも来てくれる?」

 昴が優しく問いかける。

「行くー! プラネタリウムのご飯屋さん、紬、楽しみ! えりこちゃんとゆうとくんも呼んでくるっ」

 友達の名前を言いながら、くるくると踊るようにして飛び跳ねる紬ちゃん。無邪気に喜んでくれる姿を見て、私も昴も心が和んだ。
 今の紬ちゃんのように、私たちのカフェに来てくれたお客さんたちが、少しでも幸せな気分に浸ってくれたら嬉しい。星見里の外から来たお客さんも、星見里の住民も、みんなが繋がれるようなカフェをつくるにはどうしたらいいか。もっと二人でよく考えようと、頷き合った。

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