クールな王子様からの溺愛なんて、聞いてません!!
「華子って、鈍感なとこあるよな。俺のことも全然覚えてなかったし」
「そ、それは昨日ちゃんと謝りました!」
ま、まあ最初は忘れてたかもだけど、最終的にはちゃんと思い出したし…
結局お昼ご飯は綿谷くんと2人きりで食べることになった。
食べてる間もずっと離してくれなかったけど…
とにかく、食べ始めから終わりまでずっと心臓がうるさいくらいに鳴っていた。
お昼休みはあっという間に過ぎ、予鈴が鳴ったのにも関わらず、なぜか綿谷くんは私を離そうとしない。
「早く行かないと授業始まります!」
授業開始まであと5分しかないのに、綿谷くんはのんびりしている。