悩める整形女子!
今日は、カウンターに大崎さん一人と、テーブル席には二組のお客さんだけ。夜の10時にしては珍しく、テーブル席はホール担当だけで私が動くまでも無かった。
「今日は珍しくヒマだね。給料日前だからかな?」
大崎さんがそう声を掛けてくれた時、ドアが開いた。女性二人組のお客さんだ。
ホール担当がテーブル席を勧めるが、その女性たちはカウンター席へとやってきた。——誰だろう? 二人とも私の顔をジッと見ている。
「梨奈? 梨奈だよね!? 覚えてる、私たちの事?」
あ……
高校生の時に同じクラスだった、瞳と優香だ……特別仲良くもなかった二人が、わざわざカウンター席にやってきた事に、嫌な予感しかしない。
「あ、ああ……お久しぶり……です……」
「いいよいいよ、敬語なんて使わなくて! 同級生じゃない! ——それよりさ、やっちゃったの!? 目?」
私はその場で固まってしまった。
二人は少し酔っているようだ。どこかで私の事を知り、勢いで聞いてしまえ、とでも思ったのだろうか。
「いやいや、梨奈、勘違いしないでよ! 凄く綺麗になったって聞いたから、ちょっと見てみたかっただけなのよ。ね? 優香」
「そうそう! 本当に綺麗になったじゃない! 私も結構本気で考えてるのよ、整形の事」
どう返事しようかと考えている内、体は震えだし、涙が溢れ出してきた。私は「すみません」と一言残し、カウンターを飛び出してしまった。
「今日は珍しくヒマだね。給料日前だからかな?」
大崎さんがそう声を掛けてくれた時、ドアが開いた。女性二人組のお客さんだ。
ホール担当がテーブル席を勧めるが、その女性たちはカウンター席へとやってきた。——誰だろう? 二人とも私の顔をジッと見ている。
「梨奈? 梨奈だよね!? 覚えてる、私たちの事?」
あ……
高校生の時に同じクラスだった、瞳と優香だ……特別仲良くもなかった二人が、わざわざカウンター席にやってきた事に、嫌な予感しかしない。
「あ、ああ……お久しぶり……です……」
「いいよいいよ、敬語なんて使わなくて! 同級生じゃない! ——それよりさ、やっちゃったの!? 目?」
私はその場で固まってしまった。
二人は少し酔っているようだ。どこかで私の事を知り、勢いで聞いてしまえ、とでも思ったのだろうか。
「いやいや、梨奈、勘違いしないでよ! 凄く綺麗になったって聞いたから、ちょっと見てみたかっただけなのよ。ね? 優香」
「そうそう! 本当に綺麗になったじゃない! 私も結構本気で考えてるのよ、整形の事」
どう返事しようかと考えている内、体は震えだし、涙が溢れ出してきた。私は「すみません」と一言残し、カウンターを飛び出してしまった。