【失恋同盟】

駿side




今から俺は、結菜に告白する。


クリスマス。


街はカップルだらけ。


一旦、深呼吸。


目の前の結菜は、イルミネーションに夢中で俺の緊張なんて気づいてない。




「結菜、話があるんだけど…」




その言葉に、結菜がゆっくり振り向く。



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