【失恋同盟】
あとがき
この物語は
誰かを好きになることの痛みと
誰かに好きになってもらえることの奇跡を描きました。
ほたるはまっすぐで、その分、たくさん傷ついて。
駿は不器用で、優しくしたいのに、うまくできなくて。
結菜は静かに、でも確かに、駿の心を支えてくれました。
そして―― 京也は、ほたるの涙に気づいて、そっと寄り添ってくれた人。
まっすぐじゃないけど、その優しさは確かにほたるを救っていた。
“好き”って言葉は、時に誰かを笑顔にして、時に誰かを泣かせてしまう。
でも、誰かを本気で想う気持ちは…きっと、どんな形でも尊いものだと思います。
この物語を読んでくれたあなたにも、そんな“好き”が、優しく届きますように。
ここまで、読んでくださり、ありがとうございました。そして、いつかまた――どこかで。
※ほたるの苗字が、「月城」になってる場合、教えてくださると嬉しいです。
ただしくは「篠原」です。
