英雄の妻に転生しましたが、離縁されるようです ~旦那様、悪妻の私を愛さないでください~
かろうじて下は履いているものの、シャツは脱いだあとで、逞しい上半身が惜しげもなく晒されている。
慌てて目を逸らしたが、急速に顔が赤らむのを感じた。
(どうしよう……変なときに押しかけてしまったわ……)
正面から捉えた暴力的なまでの肉体美は、一瞬で視界に焼きついている。筋肉で盛り上がった肩と厚い胸から、腰にかけて引き締まった見事な逆三角形。生の彫像のような迫力に、ドキドキが収まらない。
執務机のそばに立つ彼は、なぜかその場から動かずに声をかけてきた。
「見苦しい格好ですまない。俺の不在中に、なにかあったのか?」
「い、いえ、すみません、お茶をお淹れしようと……」
直視してはいけないと心を叱咤して、視線をずらした先に釘づけになった。
彼のそばに置かれた鎧と脱いだ服に、赤黒い汚れが付着しているのが見えたからだ。
慌てて目を逸らしたが、急速に顔が赤らむのを感じた。
(どうしよう……変なときに押しかけてしまったわ……)
正面から捉えた暴力的なまでの肉体美は、一瞬で視界に焼きついている。筋肉で盛り上がった肩と厚い胸から、腰にかけて引き締まった見事な逆三角形。生の彫像のような迫力に、ドキドキが収まらない。
執務机のそばに立つ彼は、なぜかその場から動かずに声をかけてきた。
「見苦しい格好ですまない。俺の不在中に、なにかあったのか?」
「い、いえ、すみません、お茶をお淹れしようと……」
直視してはいけないと心を叱咤して、視線をずらした先に釘づけになった。
彼のそばに置かれた鎧と脱いだ服に、赤黒い汚れが付着しているのが見えたからだ。