英雄の妻に転生しましたが、離縁されるようです ~旦那様、悪妻の私を愛さないでください~
呆然とするわたしの目の前に歩み寄ってきた彼は、己の胸に右拳をあてる騎士のポーズをとり、真剣な眼差しでわたしを見つめた。
「離婚の話は破棄し、これからもずっと俺の妻でいてほしい。……生涯、君を守り、愛し抜くと誓う」
聞いているそばから目頭が熱くなっていく。夢にも思わなかったプロポーズ。気持ちばかりが高ぶって、全身が弾けてしまいそうだ。
「わ、わたしで、いいのですか……? 本当は……前世ではこんなに美人じゃなかったんですよ。今だって評判も悪くて、足を引っ張るばかりだし、取り柄もなにも……」
「過去は関係ない。俺は今の君のすべてに惚れている。君は俺に、伴侶を持つことの幸福と温かさを教えてくれた。どんな苦難も諦めず、最善を尽くし、努力を怠らない。そんな君を素敵だと感じるし、尊敬している。そして、誰よりも優しく健気な君を、愛しく思う」
ひとつひとつの言葉を受け止めて、さまざまな思いが沸き上がる。
「離婚の話は破棄し、これからもずっと俺の妻でいてほしい。……生涯、君を守り、愛し抜くと誓う」
聞いているそばから目頭が熱くなっていく。夢にも思わなかったプロポーズ。気持ちばかりが高ぶって、全身が弾けてしまいそうだ。
「わ、わたしで、いいのですか……? 本当は……前世ではこんなに美人じゃなかったんですよ。今だって評判も悪くて、足を引っ張るばかりだし、取り柄もなにも……」
「過去は関係ない。俺は今の君のすべてに惚れている。君は俺に、伴侶を持つことの幸福と温かさを教えてくれた。どんな苦難も諦めず、最善を尽くし、努力を怠らない。そんな君を素敵だと感じるし、尊敬している。そして、誰よりも優しく健気な君を、愛しく思う」
ひとつひとつの言葉を受け止めて、さまざまな思いが沸き上がる。