【書籍化】幼馴染のエリート外交官にカラダから堕とされそうです
あれ? いない? なら残念だけど帰ろうかな? と思って引き返そうとしたところ、奥の倉庫から子猫のような鳴き声と微かな物音と遭遇してしまった。
担当する取引先の多くが海外にある彼は、長期の海外出張から帰国したばかりで、私の繁忙期や彼の出張も重なり最後にデートをしたのは、もう半年以上前だっただろうか。
それでも社内で顔を合わせれば笑いかけてくれるし、連絡だって途絶えることなく、そろそろ結婚をほのめかすことも言っていたから期待していたのに……扉の向こう側で今、同じ部署の後輩女子社員に我武者羅に腰を打ち付けている彼がいる。
「はっ、ぁあ――もう達きそう」
「あぁ、だめっ、木下先輩と別れなきゃ達っちゃだめぇ~……」
「急かすなよ……あいつとのセックスなんて気持ち良くねぇし、そろそろ潮時だから――」
甘ったるい声を聞きながら、背中が凍りついた。
――そんなこと思っていたんだ……
自分でも恐ろしいぐらい冷静に解釈し身を引いたそのとき、背後にあった何かに触れて、カタンと思を立ててしまった。
「誰だ!」
担当する取引先の多くが海外にある彼は、長期の海外出張から帰国したばかりで、私の繁忙期や彼の出張も重なり最後にデートをしたのは、もう半年以上前だっただろうか。
それでも社内で顔を合わせれば笑いかけてくれるし、連絡だって途絶えることなく、そろそろ結婚をほのめかすことも言っていたから期待していたのに……扉の向こう側で今、同じ部署の後輩女子社員に我武者羅に腰を打ち付けている彼がいる。
「はっ、ぁあ――もう達きそう」
「あぁ、だめっ、木下先輩と別れなきゃ達っちゃだめぇ~……」
「急かすなよ……あいつとのセックスなんて気持ち良くねぇし、そろそろ潮時だから――」
甘ったるい声を聞きながら、背中が凍りついた。
――そんなこと思っていたんだ……
自分でも恐ろしいぐらい冷静に解釈し身を引いたそのとき、背後にあった何かに触れて、カタンと思を立ててしまった。
「誰だ!」