【書籍化】幼馴染のエリート外交官にカラダから堕とされそうです
そうして、俺たちはふたりで過ごす時間が増えていった。
双方の両親たちに温かく見守られ、柊は隙あらば部屋を覗いて監視をしようとしていた。まあ、監視の目は鬱陶しかったが、同じような夢を持つ楓を応援したいと言う気持ちは、本物だ。俺は精力的に彼女を支えた。
この頃は、ほとんど家にいない自分の家族よりも、楓と過ごす時間の方が多かっただろう。
とはいえ俺自身も最難関と言われる国立大学を目指していた。彼女に勉強を教えるというよりも、ふたりで勉強時間を共有していたと言った方が正しいだろう。
けれども、そうした中で、確実に気持ちは育っていった。
「は? 他校の生徒から手紙で告白された?」
俺の大学三年の夏。高校生へ進み十六歳になった楓は、一気に大人っぽくなり、時折ドキッとさせられるときが増えた。
気付いたのは、この頃だった。
雪のような肌に、背中まで伸びた癖のない真っ直ぐな髪。大きくて潤んだ瞳に、艶のある唇。幼いときから柊に似て綺麗な顔立ちをしていると思ったが、俺たちが心配した以上に綺麗で周囲からモテた。(本人の自覚はないが)
双方の両親たちに温かく見守られ、柊は隙あらば部屋を覗いて監視をしようとしていた。まあ、監視の目は鬱陶しかったが、同じような夢を持つ楓を応援したいと言う気持ちは、本物だ。俺は精力的に彼女を支えた。
この頃は、ほとんど家にいない自分の家族よりも、楓と過ごす時間の方が多かっただろう。
とはいえ俺自身も最難関と言われる国立大学を目指していた。彼女に勉強を教えるというよりも、ふたりで勉強時間を共有していたと言った方が正しいだろう。
けれども、そうした中で、確実に気持ちは育っていった。
「は? 他校の生徒から手紙で告白された?」
俺の大学三年の夏。高校生へ進み十六歳になった楓は、一気に大人っぽくなり、時折ドキッとさせられるときが増えた。
気付いたのは、この頃だった。
雪のような肌に、背中まで伸びた癖のない真っ直ぐな髪。大きくて潤んだ瞳に、艶のある唇。幼いときから柊に似て綺麗な顔立ちをしていると思ったが、俺たちが心配した以上に綺麗で周囲からモテた。(本人の自覚はないが)