明治、一目惚れの軍人に溺愛されて
激情を秘めた言葉が耳元に落ち、私は涙とともに微笑んだ。

「……はい。志郎さんだけです。」

彼の熱に触れるたび、体の奥まで想いが刻み込まれていく。

吐息が絡み、互いの鼓動が重なり合い、世界に二人しかいないようだった。

「もっと……俺を求めて。」

甘美な囁きに、心も体も抗えなかった。

「志郎さぁん……」

名前を呼ぶたび、彼の抱擁はさらに強くなる。

「ほら、もっと!」

志郎さんの低い声が、耳の奥まで響いた。

その言葉に体の奥が震え、私は抗うこともできずに彼の腕にしがみついた。

「志郎さん……もう……」

「まだだ。俺をもっと欲しがれ。」

真剣な眼差しと熱い吐息に、心も体も支配されていく。

世界はもう、彼と私しか存在しなかった。

何度も重ねられる口づけ、強く抱き寄せられるたびに、私の心は完全に彼のものになっていく。

「……ああんっ!」
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