「明治大正ロマンス ~知らない間に旦那様が変わっていました~」
……まあ、自由にして、俺の側からいなくなっても嫌なんだが。
「おい、何処行くんだ。
通り過ぎてるぞーっ」
と高平に後ろから叫ばれる。
珠子のことを考えていて、外務省の門の前を遥か通り過ぎてしまっていたようだった。
「おい、何処行くんだ。
通り過ぎてるぞーっ」
と高平に後ろから叫ばれる。
珠子のことを考えていて、外務省の門の前を遥か通り過ぎてしまっていたようだった。