望みゼロな憧れ騎士団長様に「今夜は帰りたくない」と、良くわからない流れで言ってしまった口下手令嬢に溺愛ブーストがかかってから
騎士は騎士でも、彼らの中でも最高位の役職にあるということで、知略だけでなく武勇にもとても優れているということだ。
彼の秘書官ロイクさんだって、私に以前言っていた。クラレット公爵家の三男であるからと拝命出来るような、そういう生易しい役職ではないと。
そして、ハビエル様は戦うことを、とても楽しんでいるようだった。
口元には笑みも浮かべるほどに緊張などは感じられず自然体のままだけれど、対する敵を見事に打ち倒していった。
この人には……決して敵わない。彼の戦う様子を見て、私は直感をした。
異性だからとか、体格差があるからとか、そういう問題でもなかった。これは、彼が生まれつきに持つ天賦の才能と言えるもので、それを持たぬ者にはどうしようもない境地なのだ。
悔しいという気持ちは生まれない。ただただ、清々しいくらいに崇拝の念を感じる。
はあ……素敵。ハビエル様。本当に、格好良い。
全員を地に伏させて衛兵に完全に捕縛させるまで、決して油断しないところも、母が私に口を酸っぱくして言っていた通りだった。
「……シャーロット。大丈夫だったか?」
彼の秘書官ロイクさんだって、私に以前言っていた。クラレット公爵家の三男であるからと拝命出来るような、そういう生易しい役職ではないと。
そして、ハビエル様は戦うことを、とても楽しんでいるようだった。
口元には笑みも浮かべるほどに緊張などは感じられず自然体のままだけれど、対する敵を見事に打ち倒していった。
この人には……決して敵わない。彼の戦う様子を見て、私は直感をした。
異性だからとか、体格差があるからとか、そういう問題でもなかった。これは、彼が生まれつきに持つ天賦の才能と言えるもので、それを持たぬ者にはどうしようもない境地なのだ。
悔しいという気持ちは生まれない。ただただ、清々しいくらいに崇拝の念を感じる。
はあ……素敵。ハビエル様。本当に、格好良い。
全員を地に伏させて衛兵に完全に捕縛させるまで、決して油断しないところも、母が私に口を酸っぱくして言っていた通りだった。
「……シャーロット。大丈夫だったか?」