【一般公開開始】子犬系男子の距離感がバグりすぎてて困ってます!
ーーー
ーー
ー
翌日のお昼休み。
「あ!いた!昼仲先輩っ!」
「あ…日照くん」
私のいるクラスC組に数学の範囲が分からなかったのか教科書を持って、
「失礼しまーす」と言いながら教室の外から私の席へやって来る日照くんに、思わず私は背筋を伸ばす。
「ここの問題なんすけど、何度やっても分からなくて。もう1回教えて貰えませんか…?」
「……えっと、樋口くんとか渡瀬さんの方がきっと、分かるんじゃないかな…?」
「へ…?」
「ほら、私。教えてる時、曖昧というか、自分でも分かってない部分とかあるし。
だったら、確実に理解している2人の方が日照くんの身になるし良いんじゃないかなーって。
ほら、早く部活復帰しないとだし!」
「……」
日照くんは、目を見開いて驚いたかと思ったら口を閉じた。
日照くんが口を閉じたことで私たちの空気は沈黙が走る。
───自分のこういうところ、嫌いだ。
本当は頼られて嬉しいくせに、目の前に自分よりも有能な人が現れた時、
自分はそっちの方がいいって、自分の考えを勝手に相手の考えだと思って押し付けて、
自分は遠ざかる。
私は、人が近寄って来ないんじゃなくて、人との関わりを自らで離してるんだ。
一緒にいるのが苦しいから、私なんかよりもずっと良い人が周りにいっぱいいるからって、言い訳して逃げてるんだ。
「───何言ってるんすか…?俺、昼仲先輩に勉強教えてほしいっす」
「!」
ーー
ー
翌日のお昼休み。
「あ!いた!昼仲先輩っ!」
「あ…日照くん」
私のいるクラスC組に数学の範囲が分からなかったのか教科書を持って、
「失礼しまーす」と言いながら教室の外から私の席へやって来る日照くんに、思わず私は背筋を伸ばす。
「ここの問題なんすけど、何度やっても分からなくて。もう1回教えて貰えませんか…?」
「……えっと、樋口くんとか渡瀬さんの方がきっと、分かるんじゃないかな…?」
「へ…?」
「ほら、私。教えてる時、曖昧というか、自分でも分かってない部分とかあるし。
だったら、確実に理解している2人の方が日照くんの身になるし良いんじゃないかなーって。
ほら、早く部活復帰しないとだし!」
「……」
日照くんは、目を見開いて驚いたかと思ったら口を閉じた。
日照くんが口を閉じたことで私たちの空気は沈黙が走る。
───自分のこういうところ、嫌いだ。
本当は頼られて嬉しいくせに、目の前に自分よりも有能な人が現れた時、
自分はそっちの方がいいって、自分の考えを勝手に相手の考えだと思って押し付けて、
自分は遠ざかる。
私は、人が近寄って来ないんじゃなくて、人との関わりを自らで離してるんだ。
一緒にいるのが苦しいから、私なんかよりもずっと良い人が周りにいっぱいいるからって、言い訳して逃げてるんだ。
「───何言ってるんすか…?俺、昼仲先輩に勉強教えてほしいっす」
「!」