やっぱり君が好きだ
10月に入った。
今日は待ちに待った修学旅行の日だった。
朝、学校の校庭に集合した私たちは、先生の指示でバスに乗り込んだ。東京駅に着くまで、隣の席の菜々と話しているうちにあっという間に着いた。そこから私たちは新幹線に乗り、京都で降りた。
一日目は、残った時間で京都を観光。グループは花火の時に一緒だった、菜々と松本君とそして陽人君。
まず私たちは清水寺に向かった。自然と菜々と松本君は少し離れた所にいて、私と陽人君は2人になっていた。
有名な清水寺の舞台に着くと思わず感嘆の声が出た。
「わあ、紅葉がすんごく綺麗だね。私、秋に今日来たの初めて。」
「僕も。こんな綺麗な景色花凛と見れて嬉しい。」
えっ、その言葉に思わず頬が赤くなった。もしかしてやっぱり私って脈アリなのかな。
「嬉しい。私も陽人君と見れて幸せ。」
陽人君は満面の笑顔でクスッと笑った。
「そうだ、帰りにお揃いのお守り買おうよ。」
「いいね、それ!」
私たちはお揃いのお守りと可愛いキーホルダーも買った。まわりの景色なんかよりも私は陽人君をずっと見つめていた。
その後も伏見稲荷大社の千本鳥居をくぐり、二条城のうぐいす張りを耳を澄ませて聞き、最後に京都水族館でペンギンと可愛いイルカショーを見て私たちはホテルに戻った。
2人の距離はどんどん近づいている気がする。
2日目は念願のユニバだった。
学年みんなで入場した後、私たちはグループに分かれて行動のはずが、結局2人とは分かれてしまった。
私たちは念願の浮遊感が凄すぎるジェットコースターに乗ることにした。
列は微妙に長く、自分が乗ろうと誘ったものの、怖くて怖くて心臓がバクバクしていた。
「花凛大丈夫?怖いんだったら全然やめるよ。」
そう陽人君が私を心配してくれてそう言ってくれた。
「ちょっと緊張してるだけだよ。」
そう私は強がった。
すると陽人君が私の手を握った。温かい手でゆっくりと。私も握り返した。
「これで大丈夫でしょ?」
「うん。」
恥ずかしくて顔が赤くなる。手汗が出ていないか不安になる。
順番が来て、私たちは前から3番目だった。
ライドがゆっくりと上昇していく。相変わらず陽人君と私はまだ手を握っている。パーク全体が少しずつ見えるようになってきたと思い、景色を楽しんでいるとライドが一気に落ちた。
「きゃーっ!」
思わず叫んでしまった。繋いでいる手を強く握り返した。私はこの嬉しい気持ちと恥ずかしい気持ち、そして怖い気持ちが混ざり、全部ぐちゃぐちゃになりそうなぐらいドキドキした。
ライドが終わるといつの間にか手が離れていた。だけどお互いにもう一度繋ぐのはちょっと気まずい。それでももう一度繋ぎたい。
日が暮れ、だんだんと暗くなると同時にハロウィンのゾンビが出てきた。
つい怖くて、陽人君と手を繋いでしまった。しかも恋人繋ぎ...。
「ゾンビめっちゃ怖いけど、大丈夫。僕が守るから。」
そう優しく陽人君が言ってくれた。陽人君はとても幸せな笑顔で私も笑顔になる。
「うん、ありがとう。」
告白したいのに、恥ずかしい。もう付き合ってるのと同じな気がするけど。この時間がずっと続けば良いのにな。
3日目は大阪を自由に回る。
朝から私たちは海遊館に行った。2日前にも行った気がするけど。
大きすぎる水槽の中にいるジンベイザメや可愛いエイ。他にも色々な魚がいてすごく満喫できた。
夕方になり、陽人君の提案で梅田に行った。
少し待ってて、とワクワクした表情で言われ、ドキドキしながら待っているとハートの鍵を持って陽人君が戻ってきた。
「はい。これ。」
「えっ、これって。」
「入学した時からずーっと好きでした。付き合って下さい。」
お互いの顔が少しずつ赤くなっていく。ずっと待ってたその言葉。もちろん答えは決まってる。
「はい。よろしくお願いします、で良いのかな。」
そういいお互い顔を見合わせクスッと笑った。
「よし、じゃあせっかく大阪来たんだしお揃いのいっぱい買ってこ。」
こう私は提案する。
「うん。」
そういい私たちは恋人繋ぎで歩き始めた。お揃いの可愛いキーホルダーとシャーペン。そして最後におみくじを引いた。
2人とも、もちろん大吉。私はこんなにも優しくてかっこいい人と一緒にいられるなんて幸せ者だなぁと思った。いつまでも陽人君と一緒にいたい。
今日は待ちに待った修学旅行の日だった。
朝、学校の校庭に集合した私たちは、先生の指示でバスに乗り込んだ。東京駅に着くまで、隣の席の菜々と話しているうちにあっという間に着いた。そこから私たちは新幹線に乗り、京都で降りた。
一日目は、残った時間で京都を観光。グループは花火の時に一緒だった、菜々と松本君とそして陽人君。
まず私たちは清水寺に向かった。自然と菜々と松本君は少し離れた所にいて、私と陽人君は2人になっていた。
有名な清水寺の舞台に着くと思わず感嘆の声が出た。
「わあ、紅葉がすんごく綺麗だね。私、秋に今日来たの初めて。」
「僕も。こんな綺麗な景色花凛と見れて嬉しい。」
えっ、その言葉に思わず頬が赤くなった。もしかしてやっぱり私って脈アリなのかな。
「嬉しい。私も陽人君と見れて幸せ。」
陽人君は満面の笑顔でクスッと笑った。
「そうだ、帰りにお揃いのお守り買おうよ。」
「いいね、それ!」
私たちはお揃いのお守りと可愛いキーホルダーも買った。まわりの景色なんかよりも私は陽人君をずっと見つめていた。
その後も伏見稲荷大社の千本鳥居をくぐり、二条城のうぐいす張りを耳を澄ませて聞き、最後に京都水族館でペンギンと可愛いイルカショーを見て私たちはホテルに戻った。
2人の距離はどんどん近づいている気がする。
2日目は念願のユニバだった。
学年みんなで入場した後、私たちはグループに分かれて行動のはずが、結局2人とは分かれてしまった。
私たちは念願の浮遊感が凄すぎるジェットコースターに乗ることにした。
列は微妙に長く、自分が乗ろうと誘ったものの、怖くて怖くて心臓がバクバクしていた。
「花凛大丈夫?怖いんだったら全然やめるよ。」
そう陽人君が私を心配してくれてそう言ってくれた。
「ちょっと緊張してるだけだよ。」
そう私は強がった。
すると陽人君が私の手を握った。温かい手でゆっくりと。私も握り返した。
「これで大丈夫でしょ?」
「うん。」
恥ずかしくて顔が赤くなる。手汗が出ていないか不安になる。
順番が来て、私たちは前から3番目だった。
ライドがゆっくりと上昇していく。相変わらず陽人君と私はまだ手を握っている。パーク全体が少しずつ見えるようになってきたと思い、景色を楽しんでいるとライドが一気に落ちた。
「きゃーっ!」
思わず叫んでしまった。繋いでいる手を強く握り返した。私はこの嬉しい気持ちと恥ずかしい気持ち、そして怖い気持ちが混ざり、全部ぐちゃぐちゃになりそうなぐらいドキドキした。
ライドが終わるといつの間にか手が離れていた。だけどお互いにもう一度繋ぐのはちょっと気まずい。それでももう一度繋ぎたい。
日が暮れ、だんだんと暗くなると同時にハロウィンのゾンビが出てきた。
つい怖くて、陽人君と手を繋いでしまった。しかも恋人繋ぎ...。
「ゾンビめっちゃ怖いけど、大丈夫。僕が守るから。」
そう優しく陽人君が言ってくれた。陽人君はとても幸せな笑顔で私も笑顔になる。
「うん、ありがとう。」
告白したいのに、恥ずかしい。もう付き合ってるのと同じな気がするけど。この時間がずっと続けば良いのにな。
3日目は大阪を自由に回る。
朝から私たちは海遊館に行った。2日前にも行った気がするけど。
大きすぎる水槽の中にいるジンベイザメや可愛いエイ。他にも色々な魚がいてすごく満喫できた。
夕方になり、陽人君の提案で梅田に行った。
少し待ってて、とワクワクした表情で言われ、ドキドキしながら待っているとハートの鍵を持って陽人君が戻ってきた。
「はい。これ。」
「えっ、これって。」
「入学した時からずーっと好きでした。付き合って下さい。」
お互いの顔が少しずつ赤くなっていく。ずっと待ってたその言葉。もちろん答えは決まってる。
「はい。よろしくお願いします、で良いのかな。」
そういいお互い顔を見合わせクスッと笑った。
「よし、じゃあせっかく大阪来たんだしお揃いのいっぱい買ってこ。」
こう私は提案する。
「うん。」
そういい私たちは恋人繋ぎで歩き始めた。お揃いの可愛いキーホルダーとシャーペン。そして最後におみくじを引いた。
2人とも、もちろん大吉。私はこんなにも優しくてかっこいい人と一緒にいられるなんて幸せ者だなぁと思った。いつまでも陽人君と一緒にいたい。