やっぱり君が好きだ
9月末、今年の文化祭、私たち中3は模擬店を開くことになった。私たちのクラスは、たこ焼き屋とドリンク屋をすることになった。
菜々と色々な屋台を回っていると私たちが当番の時間が来た。
玄関の前の屋台に行くと陽人君と同じクラスの男子2人もいた。前の当番の子たちから引き継ぎ私たちは焼き始めた。
「結構今日来てくれてるね。」
「ね、美味しいって言ってくれるから嬉しいよね。」
そんな会話をしながら2人で回していると、陽人君と手が触れた。
「あっ...。」
少し戸惑ってしまうと陽人君がニコッと笑ってくれた。その笑顔でなんだか嬉しくなる。
菜々たちと代わり、陽人君とお会計をしていると、順番に並んでいた美桜ちゃんが来た。
「あっ、陽人君みーっけ。陽人君いつその仕事終わるの?あ、あとたこ焼き一つ下さい。」
「はーい。僕は後30分ぐらいで終わるけど。」
陽人君の声はいつも通りだった。私は、菜々から受け取ったたこ焼きを陽人君に渡した。
「はい、これたこ焼き。」
「ありがとっ。じゃあまた来るね。」
そう笑顔で言った美桜ちゃんは走ってどこかへ行った。
30分が経ち、私たちの仕事は終わり、次の子たちに引き継ぎをした。
すると美桜ちゃんが走ってきた。
「陽人君、ちょっと来て。」
そう言い、陽人君の手を引っ張り体育館の裏側に連れて行った。私はなんとなく嫌な予感がして、菜々とついていってみることにした。
「初めて会った時一目惚れしました。付き合って下さい。」
えっ...。思わず声が出なかった。
「ごめんなさい。美桜ちゃんとは付き合えない。ごめん。」
そういい陽人君は反対側の方へ走って行った。私はほっと胸をなでおろした。
私と菜々は体育館裏から離れ、ジュースを飲みながら椅子に座っていた。
「私さ、もしあのまま陽人君と美桜ちゃんが付き合ったらどうしようかと思ってめっちゃ焦ったんだよね。」
菜々がふいに小さな声で話し始めた。
「私も。もう人生の終わりかと思ったもん。」
だよね、と菜々が少し苦笑いしながら返事をした。
後ろから、菜々と言う声がし、振り返ると松本君と陽人君がいた。
「あ、2人とも。」
私は小さい声で呟いた。
「4人で回ろっ。」
松本君が笑顔でそう言い、私たちは頷き合い4人で回ることになった。
相変わらず賑やかな文化祭の中、私たちは隣のクラスのポテト屋を並んでいた。
陽人君と隣に並び、少し肩が触れそうになり胸がドキドキする。
「花凛、ポテト何味にする?」
「んーやっぱり塩かな。」
「ちょうど、僕も塩にしようと思ってたとこだから大きめのにして2人で割らない?」
少し恥ずかしそうに陽人君が言った。
「いいね、それ。そうしよっ!」
そんな話をしていると列が進み、私たちの番になった。
「はい、ポテト塩味大きめです。」
ありがとうございます、と2人で言い、私たちは空いてる席に座った。
お互いポテトを取る時に手が当たるのが恥ずかしかった。顔が熱い。
「美味しいね。」
「うん。花凛と分けれて良かった。」
ちょっと照れくさそうに言う陽人君。可愛い。
「私もだよ。」
私たちの文化祭は、特別な時間だった。多分生涯一生忘れないんだろうなと思った。
菜々と色々な屋台を回っていると私たちが当番の時間が来た。
玄関の前の屋台に行くと陽人君と同じクラスの男子2人もいた。前の当番の子たちから引き継ぎ私たちは焼き始めた。
「結構今日来てくれてるね。」
「ね、美味しいって言ってくれるから嬉しいよね。」
そんな会話をしながら2人で回していると、陽人君と手が触れた。
「あっ...。」
少し戸惑ってしまうと陽人君がニコッと笑ってくれた。その笑顔でなんだか嬉しくなる。
菜々たちと代わり、陽人君とお会計をしていると、順番に並んでいた美桜ちゃんが来た。
「あっ、陽人君みーっけ。陽人君いつその仕事終わるの?あ、あとたこ焼き一つ下さい。」
「はーい。僕は後30分ぐらいで終わるけど。」
陽人君の声はいつも通りだった。私は、菜々から受け取ったたこ焼きを陽人君に渡した。
「はい、これたこ焼き。」
「ありがとっ。じゃあまた来るね。」
そう笑顔で言った美桜ちゃんは走ってどこかへ行った。
30分が経ち、私たちの仕事は終わり、次の子たちに引き継ぎをした。
すると美桜ちゃんが走ってきた。
「陽人君、ちょっと来て。」
そう言い、陽人君の手を引っ張り体育館の裏側に連れて行った。私はなんとなく嫌な予感がして、菜々とついていってみることにした。
「初めて会った時一目惚れしました。付き合って下さい。」
えっ...。思わず声が出なかった。
「ごめんなさい。美桜ちゃんとは付き合えない。ごめん。」
そういい陽人君は反対側の方へ走って行った。私はほっと胸をなでおろした。
私と菜々は体育館裏から離れ、ジュースを飲みながら椅子に座っていた。
「私さ、もしあのまま陽人君と美桜ちゃんが付き合ったらどうしようかと思ってめっちゃ焦ったんだよね。」
菜々がふいに小さな声で話し始めた。
「私も。もう人生の終わりかと思ったもん。」
だよね、と菜々が少し苦笑いしながら返事をした。
後ろから、菜々と言う声がし、振り返ると松本君と陽人君がいた。
「あ、2人とも。」
私は小さい声で呟いた。
「4人で回ろっ。」
松本君が笑顔でそう言い、私たちは頷き合い4人で回ることになった。
相変わらず賑やかな文化祭の中、私たちは隣のクラスのポテト屋を並んでいた。
陽人君と隣に並び、少し肩が触れそうになり胸がドキドキする。
「花凛、ポテト何味にする?」
「んーやっぱり塩かな。」
「ちょうど、僕も塩にしようと思ってたとこだから大きめのにして2人で割らない?」
少し恥ずかしそうに陽人君が言った。
「いいね、それ。そうしよっ!」
そんな話をしていると列が進み、私たちの番になった。
「はい、ポテト塩味大きめです。」
ありがとうございます、と2人で言い、私たちは空いてる席に座った。
お互いポテトを取る時に手が当たるのが恥ずかしかった。顔が熱い。
「美味しいね。」
「うん。花凛と分けれて良かった。」
ちょっと照れくさそうに言う陽人君。可愛い。
「私もだよ。」
私たちの文化祭は、特別な時間だった。多分生涯一生忘れないんだろうなと思った。