桃果の契り 才人妃は皇太子に溺愛されて
「ああ、君こそが俺の癒しだ……」

耳元に低く落とされた煌の囁きに、胸の奥が甘く震える。

「小桃以外、欲しくない。」

熱を帯びた吐息とともに告げられる言葉が、私の心をとろかせていく。

煌の体温に包まれ、私の肌は汗ばみ、熱を宿していく。

「煌……」

名を呼ぶだけで、もう理性が揺らぐ。

求められることが、こんなにも幸福だなんて。

愛される悦びが、全身を支配していく。

気づけば私は、この人の愛なしには、生きていくことさえできない――そう思ってしまうほどに。

「小桃……もっと、もっとだ。」

煌の熱は強さを増し、激しく深く私を貫く。

「煌っ!」

声が零れ、涙とともに熱が溢れた。

寝所に響く私の声は、恥ずかしいほど甘やかで、切実で。

「もう……だめぇ……」

体が震え、背筋を駆け上がる快楽に抗えず、私は何度も小さく跳ねる。

「小桃……愛している……」

その言葉とともに、私は震えながら頂きに昇り詰めていった。
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