からかわないでよ、千景くん。
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席替えをしてから、3日が経った。
私は、後ろから千景くんの背中を見つめる日々。
休み時間中、千景くんはいつも平さんと仲良さそうに喋っている。
時々、千景くんの笑っている横顔が見える。
そのたびに、胸がモヤモヤして——
この前、自分で言った言葉に早くも後悔している。
“平さんと仲良くしていいんじゃないかなっ、隣の席だしね”
なんで、あんなこと言ったの。
ほんとは、仲良くしてほしくない。
私だけを見てほしい。
でも—— 千景くんに「重い」って思われたくなくて。
「……バカだな、私」
自分の気持ちに嘘をついて、自分で自分を苦しめてる。
次の授業は移動教室。1階にある教室へ向かう。
「平さん、結構積極的だよねー」
「もう、気が気じゃないよ…」
千景くんの隣の席。楽しそうに話す2人の姿。笑ってる千景くんの横顔。
見たくないのに、目が勝手に追いかけてしまう。