からかわないでよ、千景くん。
保健室へ行くと、先生がベッドを貸してくれた。
布団に入って、目を瞑る。
でも
考えてしまう。
この保健室で、女の子と何してたの?
手を繋いで入ってきたって、誰かが言ってた。
その事実が、頭の中でぐるぐる回る。
(私は、千景くんの…なに?)
友達? クラスメイト?
(千景くんは、私の…なんなの?)
考えれば考えるほど、分からなくなる。
答えが見つからない。
でも、胸の痛みだけは、ずっとそこにある。