なりそこないのシンデレラ ~エリート官僚と偽りの婚約!?~



 透き通った冬の風で、足元の枯葉がひらりと裏返った。

 履き古したパンプスで進んでゆく、私のこれから――私の行き先。

 もしかしたら、少しだけ彩りが変わってしまった。

 冬から春へ――移ろいゆく季節が、いつかまた、簡単に世界を塗り替えるとしても。



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