あの日の王子様
寒い...。

誰か、、助けて...。

凍えそうな冬にそんなことを思い、うずくまっていた。


「ねぇ...大丈夫?」


低い声が聞こえた。

顔をあげるとそこには王子様みたいな人があたしに手を伸ばしていた。
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