私なんかが神様のお嫁さんになりました

「杏は強いな…だが本当に一人でも大丈夫か?」

「は…はい。」

杏は不安で押しつぶされそうだったが、白様に守られているだけの自分ではいけないと思う気持ちはそれ以上に大きかった。

すると白様が何かを思い出したように杏の肩に手を置いた。

「確か、女性たちの集まりで母さんはまとめ役のようなことをしているはずだ…そうだなにかあれば母さんを頼ればよい。」

白様のお母様が居ることはとても心強いが、不安は大きい。
しかし、ここであまり不安そうな顔をすると白様が心配する。
杏は努めて笑顔をつくった。

「ありがとうございます。…私なりに頑張ってきますね。心配しないでください。」

しかし今回の招待には、白様の許婚であった豊穣姫の思惑があったのだ。
この女性会で恥をかけば杏はいなくなると思っていたのだ。

豊穣姫は杏に罠をしかけようとたくらんでいたのだ。


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