推理×LOVE=?
そんな時、背後から声がかかった。
「花蓮、どうしたんだ?顔色が悪いぞ」
「碧くん!?」
「どうした?」
「あのね、実は、、私の化粧ポーチがないの...」
「なんだって?それは大変だ。とりあえず、俺が一緒に探してやるよ。」
碧は私の肩に手を置き、真剣な表情で言った。
彼の優しさに、私は救われたような気持ちになった。
しかし、同時に、なぜか暁先生にも相談したくなった。
先生なら、きっと私の不安を拭ってくれるはずだ。
放課後、職員室を訪れた。
「先生、あの...」
「どうしたんだ、白川さん?」
「実は、私の化粧ポーチが...」
「化粧ポーチ?まさか、また盗まれたのか?」
「はい...」
「それは大変だ。とにかく一緒に探してみよう」
先生はいつものように穏やかな笑顔で、私に寄り添ってくれた。
しかし、その笑顔の奥に、私は何か得体の知れないものを感じていた。
それは、気のせいだろうか。。