クズなキミからの不適切な溺愛
第一章 キラ王子と呼ばれているクズの後輩くん
私こと、新名光莉は大手飲料メーカーのツリードリンクHDの営業開発部に勤める二十七歳。主な仕事は自社製品のパッケージデザイン作成と営業のサポートをしている。
「おはようございます」
従業員用の裏口から本社ビルの中に入ると、窓越しに警備員さんと挨拶を交わすことから一日が始まる。
「今日も早いね。行ってらっしゃい」
「行ってきます」
幼い頃に両親を亡くした私は祖母に育てられたのだが、そのせいもあるのか早起きが得意で目覚ましがなくても大体六時には目が覚めてしまうのだ。
朝から洗濯機を回しお弁当を作り、ウォーキング兼ねて会社まで二十分ほど歩く。
会社につくと、仕事が始まるまで事務所でひとりゆっくりコーヒーを飲みながらメールをチェックする時間が気に入っている。
私はエレベーターで三階に降りると営業開発部の扉を開けた。
「おはようござ……」
「おはようございます」
(え? この声……)
「おはようございます」
従業員用の裏口から本社ビルの中に入ると、窓越しに警備員さんと挨拶を交わすことから一日が始まる。
「今日も早いね。行ってらっしゃい」
「行ってきます」
幼い頃に両親を亡くした私は祖母に育てられたのだが、そのせいもあるのか早起きが得意で目覚ましがなくても大体六時には目が覚めてしまうのだ。
朝から洗濯機を回しお弁当を作り、ウォーキング兼ねて会社まで二十分ほど歩く。
会社につくと、仕事が始まるまで事務所でひとりゆっくりコーヒーを飲みながらメールをチェックする時間が気に入っている。
私はエレベーターで三階に降りると営業開発部の扉を開けた。
「おはようござ……」
「おはようございます」
(え? この声……)