クズなキミからの不適切な溺愛
「恩志くん?」

「俺……光莉さんに一生敵う気しないです」

「ん? どう言うこと?」

カッコいい姿は正直あまり見せれていないが、こんなダサくてカッコ悪くて、女々しくて情けない俺でも、光莉さんが全肯定してくれるなら、もうなんだっていい。

なんなら、俺の首に一生外れない首輪でも付けておいて欲しいくらいだ。

だって、俺は一生、光莉さんのものだから。

俺は彼女にぐっと顔を近づけた。


「──俺のこと、ちゃんと縛り付けといてくださいね」

「ちょ、っと……」

恥ずかしそうにしている光莉さんを俺は構わず、ぎゅうっと抱きしめる。

「なんか、一人で家事してたら……すっごく会いたかったです」

「ふふ、私も同じことを考えてたよ。だから駅から走ってきちゃった」

大きな瞳をにこりと細める彼女が、どうにもこうにも愛おしくて、今度は俺が彼女にキスを落とす。

「ン……、恩志くん好きだよ」

「俺も大好きです」

そして、押し倒す前に俺は身体を離すとテーブルを指差した。
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