クズなキミからの不適切な溺愛
「光莉さんごめんなさい。ちょっと、冷めちゃいましたけどチャーハン作ったんです」

「えっ、ありがとう! どうりでいい匂いしてると思ってたの」

俺は先に立ち上がって、彼女を引っ張り上げるとテーブルの椅子に座らせた。

「味はどうかわかんないけど、愛情だけはいっぱい入ってます」

「絶対おいしいね」

「あ。このお礼はキスよりランクアップでお願いします」

「もうっ、またそんなこと言って」

ルイボスティーを注ぎ入れると、俺は彼女と『いただきます』をする。

「おいしーっ」

「良かったです。次は光莉さんの好きなシチューに挑戦します」

彼女が嬉しそう微笑めば、それだけでお腹が幸せで満たされてしまいそうだ。


彼女と同じ空間で、同じ食事をして同じ場所で眠る。同じ幸せと愛おしさを分け合って、平凡でたわいない日々を、ずっと過ごしていきたい。


そしていつの日か、恋のその先に芽生えた想いを彼女に伝えたい。

──光莉さん、愛してます





※フリー素材です。

2025.10.4 遊野煌
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