クズなキミからの不適切な溺愛
※
午前の仕事が終わると、私はお弁当を抱えて屋上にむかう。
自社ビルの屋上はプランターに季節の花々が植えられていて、二人がけベンチとテーブルが四セット置いてあるのだが、社内食堂が充実していることもあり、人は滅多にいない。
そして私の定番のお昼休憩の場所なのだ。
扉を開ければ、今日も誰もいないことに私はホッとする。
(和馬は出社してるよね?)
今日、高梨さんとどんな顔をして会おうか思案していたが、高梨さんは体調不良を理由に午後出社なのだ。
その時、スマホにLINEメッセージが入る。
──『光莉さん、どこいますか? 一緒に飯食べません?』
相手はもちろん吉良くんだ。
(早速LINEきた)
あのあと他の社員が出社してくると吉良くんは仕事モードにはいり、私にプレゼン用の資料を確認するとアポイントの電話を入れたり、問い合わせ対応をしたりと朝のやり取りが嘘のように集中していた。
「ほんとオンとオフが上手よね、私も見習わないと」
私は『用事で屋上にいるからあとで連絡する』と送るとスマホを手提げに閉まった。
その時、屋上の扉が開く。
「おはようございまぁす」
(!)
午前の仕事が終わると、私はお弁当を抱えて屋上にむかう。
自社ビルの屋上はプランターに季節の花々が植えられていて、二人がけベンチとテーブルが四セット置いてあるのだが、社内食堂が充実していることもあり、人は滅多にいない。
そして私の定番のお昼休憩の場所なのだ。
扉を開ければ、今日も誰もいないことに私はホッとする。
(和馬は出社してるよね?)
今日、高梨さんとどんな顔をして会おうか思案していたが、高梨さんは体調不良を理由に午後出社なのだ。
その時、スマホにLINEメッセージが入る。
──『光莉さん、どこいますか? 一緒に飯食べません?』
相手はもちろん吉良くんだ。
(早速LINEきた)
あのあと他の社員が出社してくると吉良くんは仕事モードにはいり、私にプレゼン用の資料を確認するとアポイントの電話を入れたり、問い合わせ対応をしたりと朝のやり取りが嘘のように集中していた。
「ほんとオンとオフが上手よね、私も見習わないと」
私は『用事で屋上にいるからあとで連絡する』と送るとスマホを手提げに閉まった。
その時、屋上の扉が開く。
「おはようございまぁす」
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