That's not such a big deal, is it?
「あ、第二理科室はどうなっているのかな」
「たしかに。そっちも見てみようぜ」
第一理科室がこの有り様なら、第二理科室は一体どうなってしまっているのだろう…という好奇心が掻き立てられる。
でも、あまり物騒なものではありませんように!と先に願っておいた。
春風たちは第二理科室に到着すると、先程と同じように扉を開けた。
そして、目に入ったその光景に唖然とした。
何だ、この実験器具の数は。
第一理科室と同じく机と椅子が撤去されていた。
いやに実験器具が目にちらつく。
「多いよね…流石に」
「本当にそうだよな。こんなの何に使うんだか」
この異常な理科室を見て、桃瀬も春風も多少呆れた顔をしていた。
それにしても、ゲームマスターは一体どうやって短時間で学校を改装していたのだろう。
理科室にしても、居住スペースやにしてもたかが数十分で終わるものとは思えない。
「そういえばさ、異色どこに行ったか知ってる?」
学校の設備について考えていたときに、桃瀬が異色の行方について尋ねた。
春風も部屋探索中に同じことが気になっていたので丁度よかったとさっき考えたことを桃瀬に伝えた。
「体育館に置いてきちゃったんじゃない?」
「体育館…?あー…なるほど」
どうやら桃瀬も察したみたいだ。
表情と反応がそれを物語っていた。
…今頃、異色たちは何をしているのだろうぁ。
体育館で体育座りで待っていたらそれはそれで面白そうではある。