That's not such a big deal, is it?
脱衣所から出ると、廊下に二年生が集まっていた。
気になって、話を聞くとこれから何をすればいいかゲームマスターから知らされてないので安易に部屋に戻っていいのかわからないからその場で待機している、ということらしい。
折角、たくさんの人がここにいるんだから聞いてみたいことがあった。
「夕食作りたいんだけど、食べたいものとかある?」
「ラーメン!」
「トマトぉ」
「煮物食いてぇ」
「安定に米っしょ」
「洗濯機!!!!君に決めた!!」
「別の意味で人間喰いたい」
「魚!嫌いだけど」
「野菜だろ!!」
各々がわーっと一斉に叫ぶように答えてくれた。
自分は聖徳太子ではないのだが。
聞き取れたやつでたまに変なものがあったけど、気にしないことにした。
「あー、料理名とかの方が助かるかなぁ」
「ラーメン!」
「だったら、カレー!」
「焼き魚嫌い〜。けど食べたい」
「パスタあああああああああああ」
「カレー!」
「野菜だろ!!」
「…カレーライス?」
「牛乳を推薦します!」
だから、聖徳太子ではないんだって!!と脳内で叫ぶ。
個別に聞かなかった自分が悪いのはそうだけど!
カレーが多かった。
うん、多かったな。
そういうことにしよう。
よし、カレーにしよう。
そうしよう。
……………双子葉類。
…春風はつまらないダジャレを思いついたが口にするのは控えて、夕食はカレーでいいか許可を求めた。
みんながそれに頷く。
今日の晩御飯はカレーで決まりとなった。