That's not such a big deal, is it?
女子たちが盛り上がってるのを横目で見ながら、春風は「果たして異色は体育館に置いといたままでいいのか?」ということを考えていた。
思案しているうちに他の仲間たちもぼちぼち体育館に集まってきて、事情を説明した。
そして、実践してもらい無事みんなが異色を操れるようになったのだ。
そのことがわかると、各自解散になった。
ちなみに、異色はこのままにしておくことにした。
「…暇だなー」
手持ち無沙汰になった春風は大人しく自室に帰っていた。
暇つぶしに、パソコンでサッカーのコツを調べてみる。
本人としては「一応、調べ物だから使っていいだろ〜」くらいのテンションである。
検索結果に出てくるものはほぼ知っていることばかり。
それでもやめないのは、こうでもしてないと、サッカーのことだけで頭をいっぱいにしないと、今日あったことをすべて思い出してしまうから。
しばらく、無心でパソコンを触っていると
《消灯時間になりましタ。三階のミナサマの教室に敷布団を用意してありますのデ、ソチラで就寝してくださイ》
スマホに連絡が来ている。
消灯時間早いなー、でもこんなもんかと思いながら男子部屋のA組の教室に向かうと既に来ていた犬飼と望月が布団の準備をしていたから、それを手伝って、他の男子が来たことを確認すると、眠りについた。
__明日は、この悪夢から醒めますように。走馬灯が足りない。まだ、死ねないよ。
【悔恨】 かい‐こん 後悔し残念に思うこと。くやむこと。
「‐の情」