リストラ保育士のお見合い相手はまさかの子連れ騎士団長?! 異世界で子育てライフを楽しみます!
「ええ? 外国の方ですか? 私、英語はさっぱりなんですけど。日本語、通じますかね? 何をやっている人ですか?」
「大丈夫。日本語はばっちり通じる。彼が何をやっているかって……言ってわかるかな」
「珍しい職業?」
「う~ん。向こうではわりとポピュラーなんだけど、こっちではあまり見ないかも」
 そう言われるとがぜんと興味が湧いてきた。
「相手の方はいくつくらいなんですか? っていうかむしろ私で大丈夫ですか?」
 私自身、身長は特別高いわけでもないし、日本女性の平均身長よりやや低いくらい。日々、子どもたちと一緒にいたから、髪もショートカットにして動きやすいパンツ姿が多い。だから、ぱっと見ただけでは中性的で、男性に間違えられることもあるのだ。しかも男子高校生くらいに。
「ええと。ここちゃんの相手は、セブラン・グリントっていう名前ね。金髪で、目はちょっと神秘的な紫というか赤というか……」
 やっぱり相手は外国人だ。どこの国の人だろう。
「年齢がね。二十九歳。ぎりぎり三十前」
 となれば七歳年上か? まったく問題ない。射程圏内だ。
「アンクトン王国騎士団、第三騎士団長なんだけど。どう?」
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