継母に無能と罵られてきた伯爵令嬢ですが、可愛い弟のために政略結婚をいたします
お祖母様の繋がりで、セドリックと年頃が近い子は、そう多くなかったような気がするわ。そうだ、はとこのライサ様の家は子爵家だったわよね。それから──
「ミーナ姉様?」
「あらあら、何か考え事を始めてしまったようね」
ぶつぶつと呟いていたらしい私が、きょとんとするセドリックと、小さく笑うお祖母様に見守られながら、記憶を漁って必死になっていると、肩にぽんっと大きな手がのせられた。
見上げると、苦笑を浮かべたヴィンセント様がいた。
「ヴェルヘルミーナ、そのくらいに」
「ヴィンセント様……あ、あの、夜会にはどのくらいご招待されるのでしょうか?」
確か、ローゼマリア様が仕切ると仰られていたと思うんだけど。もしかして、私も一緒に確認した方がいいのではないか。
「心配しないでも、三ヵ月、しっかり学べば間に合う」
私の頭をぽんぽんッと叩いたヴィンセント様は「やることは山積みだな」といった。
「ミーナ姉様?」
「あらあら、何か考え事を始めてしまったようね」
ぶつぶつと呟いていたらしい私が、きょとんとするセドリックと、小さく笑うお祖母様に見守られながら、記憶を漁って必死になっていると、肩にぽんっと大きな手がのせられた。
見上げると、苦笑を浮かべたヴィンセント様がいた。
「ヴェルヘルミーナ、そのくらいに」
「ヴィンセント様……あ、あの、夜会にはどのくらいご招待されるのでしょうか?」
確か、ローゼマリア様が仕切ると仰られていたと思うんだけど。もしかして、私も一緒に確認した方がいいのではないか。
「心配しないでも、三ヵ月、しっかり学べば間に合う」
私の頭をぽんぽんッと叩いたヴィンセント様は「やることは山積みだな」といった。