婚活令嬢ロゼッタは、なによりお金を愛している!
笑え。
自分は世界で一番幸せな女性だと誰もが思うような、そんな笑顔で笑うのだ。
ロゼッタはゆっくりと目を閉じ、それから開ける。
(うん……可愛い)
鏡にうつっているのはいつもどおりの自分――ロゼッタが理想とする自分だ。ロゼッタはよかった、と胸をなでおろす。
さあ、今日はなにをしよう。そろそろ実業家のウィルバートに手紙でも書いてみようか? せっかく知り合えたのだし、トゥバルトやその娘のことについてさらに調べてみるのもいいだろう。それに、ウィルバートとお茶をしてみるのも悪くないかもしれない。
(大丈夫、大丈夫よ)
ロゼッタはなにも間違っていない。ちゃんと正しい方向に進んでいる。こうして頑張っていけばきっと、彼女の望み通りの幸せを手に入れることができるはずだ。
『けれどロゼッタ嬢、世の中にはお金よりも大切なものがあるでしょう?』
(そんなもの、ございませんわ)
心のなかでライノアの言葉を改めて否定をすると、ロゼッタは大きく息をつき、満面の笑みを浮かべるのだった。
自分は世界で一番幸せな女性だと誰もが思うような、そんな笑顔で笑うのだ。
ロゼッタはゆっくりと目を閉じ、それから開ける。
(うん……可愛い)
鏡にうつっているのはいつもどおりの自分――ロゼッタが理想とする自分だ。ロゼッタはよかった、と胸をなでおろす。
さあ、今日はなにをしよう。そろそろ実業家のウィルバートに手紙でも書いてみようか? せっかく知り合えたのだし、トゥバルトやその娘のことについてさらに調べてみるのもいいだろう。それに、ウィルバートとお茶をしてみるのも悪くないかもしれない。
(大丈夫、大丈夫よ)
ロゼッタはなにも間違っていない。ちゃんと正しい方向に進んでいる。こうして頑張っていけばきっと、彼女の望み通りの幸せを手に入れることができるはずだ。
『けれどロゼッタ嬢、世の中にはお金よりも大切なものがあるでしょう?』
(そんなもの、ございませんわ)
心のなかでライノアの言葉を改めて否定をすると、ロゼッタは大きく息をつき、満面の笑みを浮かべるのだった。