婚活令嬢ロゼッタは、なによりお金を愛している!
(違う)
と、ロゼッタは立ち上がる。
先日、ライノアに言われたひとことを思い出したところで、ロゼッタの心に火が灯った。
(着る服があればそれでいい? 家があるだけマシ? とりあえず食べれているのだから我慢しろ? ふざけないでいただきたいわ)
それを幸せと呼ぶならば、ロゼッタは今も昔もずっとずっと幸せだ。けれど、ロゼッタはそうは思えない。それじゃ絶対にいけないのだ。
(そうよ)
ロゼッタはドレッサーへ向かい、鏡のなかの自分を覗き込む。――こんなボロボロの肌では、表情ではダメだ。金持ちの男性を射止めることなんてとてもできない。
と、ロゼッタは立ち上がる。
先日、ライノアに言われたひとことを思い出したところで、ロゼッタの心に火が灯った。
(着る服があればそれでいい? 家があるだけマシ? とりあえず食べれているのだから我慢しろ? ふざけないでいただきたいわ)
それを幸せと呼ぶならば、ロゼッタは今も昔もずっとずっと幸せだ。けれど、ロゼッタはそうは思えない。それじゃ絶対にいけないのだ。
(そうよ)
ロゼッタはドレッサーへ向かい、鏡のなかの自分を覗き込む。――こんなボロボロの肌では、表情ではダメだ。金持ちの男性を射止めることなんてとてもできない。