執拗に愛されて、愛して
「親が本気で心配してて…、その内本気でお見合い相手探されそう。」
「何か想像つくわ…。あの親だもんな。」
「あの親って?」
「すげぇ過保護。一人娘だから可愛がられすぎてる。夏帆は箱入り娘って感じ。」
「…ご丁寧にご説明どうも。」
箱入り娘なんて呼ばれるの本当は悔しいけど、雅くんの言葉は否定できない。甘やかされて、大事に育てられた自覚はある。
そんな親に甘やかされて育ち、今も心配されている私だが、結婚はしなくてもいいかなと考えている。誰かと暮らすとか一緒になるとか今は考えられない。このまま好きなだけ働いて、優雅な暮らしして好きなように生きるのもいいかと思っているのだ。
一生懸命働いて、お金がどんどん貯まって、記帳した時にその数字を見ているのが今はすごく楽しい。それからこうして息抜きにお酒を飲んで、好きな時に遊んで、好きなおしゃれを好きなだけ楽しんで…、そう考えただけでワクワクしてしまう。
「夏帆ちゃん、なんか飲む?空になってるよ。」
考え事をしていると玲さんに声を掛けられて、手元に置いておいたメニュー表を見た。
「うーん、何にしようかな。」
悩んでいると「俺適当に作ろうか、上手いよ」と言いながら、煙草の火を消して、前にあったグラスを回収した。
雅くんにお酒を作ってもらうのなんて初めてだし少し怖い。どんなお酒が出てくるのか興味はあるけど…。
「…度数高くしないで、酔いたくないから。」
「酔ってからが楽しいじゃん。酒なんて。」
そう言いながら既にお酒を作り始めている。
何を入れているのかとかあまり見えていないけど。手際よくお酒を作る姿は格好いいと思ってしまった。何をしても様になるのは昔からで、良い加減、性格が悪いと知っているのに、顔が良ければうっとりする自分をどうにかしたい。
「何か想像つくわ…。あの親だもんな。」
「あの親って?」
「すげぇ過保護。一人娘だから可愛がられすぎてる。夏帆は箱入り娘って感じ。」
「…ご丁寧にご説明どうも。」
箱入り娘なんて呼ばれるの本当は悔しいけど、雅くんの言葉は否定できない。甘やかされて、大事に育てられた自覚はある。
そんな親に甘やかされて育ち、今も心配されている私だが、結婚はしなくてもいいかなと考えている。誰かと暮らすとか一緒になるとか今は考えられない。このまま好きなだけ働いて、優雅な暮らしして好きなように生きるのもいいかと思っているのだ。
一生懸命働いて、お金がどんどん貯まって、記帳した時にその数字を見ているのが今はすごく楽しい。それからこうして息抜きにお酒を飲んで、好きな時に遊んで、好きなおしゃれを好きなだけ楽しんで…、そう考えただけでワクワクしてしまう。
「夏帆ちゃん、なんか飲む?空になってるよ。」
考え事をしていると玲さんに声を掛けられて、手元に置いておいたメニュー表を見た。
「うーん、何にしようかな。」
悩んでいると「俺適当に作ろうか、上手いよ」と言いながら、煙草の火を消して、前にあったグラスを回収した。
雅くんにお酒を作ってもらうのなんて初めてだし少し怖い。どんなお酒が出てくるのか興味はあるけど…。
「…度数高くしないで、酔いたくないから。」
「酔ってからが楽しいじゃん。酒なんて。」
そう言いながら既にお酒を作り始めている。
何を入れているのかとかあまり見えていないけど。手際よくお酒を作る姿は格好いいと思ってしまった。何をしても様になるのは昔からで、良い加減、性格が悪いと知っているのに、顔が良ければうっとりする自分をどうにかしたい。