執拗に愛されて、愛して
 しばらく続いた後ようやく離れると、最後に唇を味わう様に舌で舐められて、それから至近距離で見つめ合う。私は息が上がっているのに、この男は涼しい顔をしている。


「な、なにして…。」

「誘われたんだからのらなきゃと思って。」

「ふざけんな!」

「はいはい。さっさと帰って荷物片付けねぇと。助手席移動な。」

「無理!今日はここに座る!」

「いいからさっさと移動しろって。駄々こねてるとここで抱くぞ。」


 全然冗談に聞こえない言葉に鳥肌が立った。
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