執拗に愛されて、愛して
「で、何飲んでんの?ってジン?」
そう言いながら勝手に人のグラスのお酒を空にしてくるカス。思わずカスと呼びたくなる程の最低な行為に手が出ない様に必死に抑える。
「玲くん雅に付けて、これ。」
「はいはい。」
「元々夏帆が口付けてたんだから、夏帆のだろ。それ却下。」
「半分以上あったのを飲み干しといて何言ってんのよ!」
相変わらずこんな子供みたいな喧嘩をずっとしている。
「ダーツどうだったの?」
「負ける訳無いし。」
「勝って可愛い女の子とハイタッチ出来て良かったわね。」
「何、妬いた?」
「おめでたい頭ね。」
カウンター越しにそんな会話をして雅はお酒を作ると、そのまま私の前に出してきた。見れば新しく作られたジントニックがまた置かれている。
「何これ?」
「俺の奢り。それ飲んで待ってて。」
そう言いながら他のお客様の対応に戻ってしまった。何だかんだ最低な事も最低な発言もするけど、私が損しない様には動いてくれる。常識があるのか、ないのか。
普段見せない営業の笑顔でお客様に可愛がられている。私には憎たらしい笑顔しか見せないけどそれが嫌だとも思っていなかった。
…とか思っていたら女性客と何かを耳打ちしてかなりの近い距離で話して、楽しそうに笑っている。
前言撤回。営業スマイルの雅なんて大嫌い。みんなあの裏の性格を知って幻滅してほしい。
そう言いながら勝手に人のグラスのお酒を空にしてくるカス。思わずカスと呼びたくなる程の最低な行為に手が出ない様に必死に抑える。
「玲くん雅に付けて、これ。」
「はいはい。」
「元々夏帆が口付けてたんだから、夏帆のだろ。それ却下。」
「半分以上あったのを飲み干しといて何言ってんのよ!」
相変わらずこんな子供みたいな喧嘩をずっとしている。
「ダーツどうだったの?」
「負ける訳無いし。」
「勝って可愛い女の子とハイタッチ出来て良かったわね。」
「何、妬いた?」
「おめでたい頭ね。」
カウンター越しにそんな会話をして雅はお酒を作ると、そのまま私の前に出してきた。見れば新しく作られたジントニックがまた置かれている。
「何これ?」
「俺の奢り。それ飲んで待ってて。」
そう言いながら他のお客様の対応に戻ってしまった。何だかんだ最低な事も最低な発言もするけど、私が損しない様には動いてくれる。常識があるのか、ないのか。
普段見せない営業の笑顔でお客様に可愛がられている。私には憎たらしい笑顔しか見せないけどそれが嫌だとも思っていなかった。
…とか思っていたら女性客と何かを耳打ちしてかなりの近い距離で話して、楽しそうに笑っている。
前言撤回。営業スマイルの雅なんて大嫌い。みんなあの裏の性格を知って幻滅してほしい。