お守りに溺愛を込めて~初恋は可愛い命の恩人~

「…そうだ、朝メシに必要なのとか買っていくか、つまみとかも」

うちの近所のコンビニに差し掛かり、響がそちらに足を向けた。

「そうだね、朝ごはんの材料は贅沢言わなきゃとりあえずはあるけど、何かいいお惣菜があったら買ってこっかな」

「そんなの気にするなって。奈都子が作ってくれることが俺にとっては既に贅沢だし。あ、奈都子、ミックスナッツとドライフルーツも気に入ってたよな?それも買って常備しとくか」

「あはっ、嬉しい。でもそれはコンビニだとちょっと割高だから、今度スーパーで買おうよ、大袋のとか」

「大袋か……じゃあ明日、車で少し遠出してさ、外資系のでかいスーパーとか見てみるか。…あー、ヤバい、明日もずっと一緒にいられるとか嬉しすぎる」

「ふふ、デートだね」

「ん、デートだな。…あー、ヤバい、堂々とデートって言えるのがこんなに嬉しいとか……もー、ヤバいしか言えねぇ」

そんな幸せな会話を弾ませながら店内を見て回る。
コンビニの買い物がこんなに楽しいのなんて初めてで、 私もずっとニコニコしちゃってる。うふふ。

< 130 / 267 >

この作品をシェア

pagetop