お守りに溺愛を込めて~初恋は可愛い命の恩人~
「寝た?」
「うん。今日はたくさん遊んでお風呂にもゆっくり浸かったからね、もうぐっすり」
「お疲れ、ありがとな」
隣の和室で萌音を寝かしつけてお部屋に戻ると、響が温かいルイボスティーをいれて待っててくれた。
「ありがとね、いただきまーす。…あ、オレンジフレーバーなんだね、おいしい!…それにしても、ここのお宿ってすごいね。子連れプランのきめ細やかさもだけど、マタニティプランなんて、お部屋に置いてあるノンカフェインのティーバッグもたくさん種類があるし、お料理やお布団とかも些細なとこまで気遣ってもらってて、ホント想像以上の至れり尽くせりに驚いちゃった」
ルイボスティーを一口すする度に、心地よく広がっていくオレンジの香りが鼻腔からふわっと抜けていく。
「はぁ…ほんとおいしい。それにルイボスはいつも飲んでるから安心できてすごい落ち着く」
「それはよかった」と目を細めて私を見る響に「ありがとう」と笑いかけると、徐に響が座布団ごと私のすぐ後ろにやってきた。
そして、私を優しくバックハグ。
からの、お腹ナデナデ。
それは普段もしてくれている事で特に珍しい訳ではないのだけど、そのスキンシップが嬉しくて、ついつい顔が「ふふふ」とほころんじゃう。
「それにしても、萌音の〝おそろい〞はよかったな」
「そうだね、まさか手術痕をおそろいって言うとは思わなかったなぁ、あはは」
「けど、奈都子とおそろいって言われてちょっと嬉しかったりして」
「えっ!?」
「あ…ごめん、奈都子にとっては手術痕なんて嫌だよな」
「ううん、私、本当に全然平気なの。他人に見られるとしても旅館の大浴場くらいでしょ?海やプールは水着着てるし」
「あぁ…まぁそうだけど…」
響の腕の中で、うんしょ、うんしょと90度向きを変えると、響の顔をしっかりと見て言った。
「それにさ、この痕は萌音を助けられた名誉の証みたいなものだし?…なーんてそれは大袈裟かぁ、あはは」
「奈都子…」
今度は私が響の身体に手を回し、そっと抱き締めた。
「だから、響がおそろいを嬉しいって思ってくれたの、嬉しかったよ。ありがとう」
そうだ…今なら言えるかも、ずっと気になってたこと…
「うん。今日はたくさん遊んでお風呂にもゆっくり浸かったからね、もうぐっすり」
「お疲れ、ありがとな」
隣の和室で萌音を寝かしつけてお部屋に戻ると、響が温かいルイボスティーをいれて待っててくれた。
「ありがとね、いただきまーす。…あ、オレンジフレーバーなんだね、おいしい!…それにしても、ここのお宿ってすごいね。子連れプランのきめ細やかさもだけど、マタニティプランなんて、お部屋に置いてあるノンカフェインのティーバッグもたくさん種類があるし、お料理やお布団とかも些細なとこまで気遣ってもらってて、ホント想像以上の至れり尽くせりに驚いちゃった」
ルイボスティーを一口すする度に、心地よく広がっていくオレンジの香りが鼻腔からふわっと抜けていく。
「はぁ…ほんとおいしい。それにルイボスはいつも飲んでるから安心できてすごい落ち着く」
「それはよかった」と目を細めて私を見る響に「ありがとう」と笑いかけると、徐に響が座布団ごと私のすぐ後ろにやってきた。
そして、私を優しくバックハグ。
からの、お腹ナデナデ。
それは普段もしてくれている事で特に珍しい訳ではないのだけど、そのスキンシップが嬉しくて、ついつい顔が「ふふふ」とほころんじゃう。
「それにしても、萌音の〝おそろい〞はよかったな」
「そうだね、まさか手術痕をおそろいって言うとは思わなかったなぁ、あはは」
「けど、奈都子とおそろいって言われてちょっと嬉しかったりして」
「えっ!?」
「あ…ごめん、奈都子にとっては手術痕なんて嫌だよな」
「ううん、私、本当に全然平気なの。他人に見られるとしても旅館の大浴場くらいでしょ?海やプールは水着着てるし」
「あぁ…まぁそうだけど…」
響の腕の中で、うんしょ、うんしょと90度向きを変えると、響の顔をしっかりと見て言った。
「それにさ、この痕は萌音を助けられた名誉の証みたいなものだし?…なーんてそれは大袈裟かぁ、あはは」
「奈都子…」
今度は私が響の身体に手を回し、そっと抱き締めた。
「だから、響がおそろいを嬉しいって思ってくれたの、嬉しかったよ。ありがとう」
そうだ…今なら言えるかも、ずっと気になってたこと…